こんばんは!
ビークルファンショールームイオンモール常滑店です。
今回は、VF-4のいろいろ教えちゃいます! 普段見ないようなとこまで詳しくお伝えします。
まずはVF-4のスペックから簡単にお伝えします。
車長 2490mm 最高速度 60km
車幅 1190mm 走行距離 60km
車高 1520mm
車体重量 380kg
原動機 ハブモーター(ホイールインモーター)
最大電力 4000W
バッテリー リン酸リチウムバッテリー72V/45h
充電時間 100Vだと5~6時間 200Vだと3~4時間
ブレーキシステム フロント&リア油圧ディスクブレーキ前後フットブレーキ
フレーム スチール合成 自動車税 3700円
以上が簡単なスペックについてのご案内です。
今回はちょっと詳しくお伝えしますので、ここからがポイントです!!
原動機に出てきたハブモーターのホイールインモーターってあんまりお聞きすることないですよね??
車や乗り物好きの私なら、、何それ??ってなります!(笑)なのでお伝えしたいと思います!!
ホイールインモーターとは?
1.その原理と構造についてお伝えいたします。
ホイールインモーターとは、自動車のホイールの内側で駆動するモーターのことを言います。
電気自動車(EV)燃料電池車(FCV)などに搭載されています。
車輪のホイールにモーターを内蔵することで駆動力がホイールへ直接伝達されることになるため
従来のガソリンエンジン自動車のようにギヤや駆動軸等によるエネルギー損失が小さいということです。
2.メリットが8つあります!
1. 高効率であり、構造も簡素で小型化が可能
2. トルク性能が平坦であり、変速機を必要としない
3. トルクの応答性が早く、併せて制御も簡単
4. 独立で駆動力制御が可能で、トラクション制御や車両姿勢制御等に応用しやすい
5. 1つのホイールインモーターが故障しても、他のホイールインモーターで継続運転が可能になるため
コンバート車より安心感が高く、駆動システムの安全性に寄与する
6. コンバート車では、エンジンルームの場所にモーター、インバーター、バッテリーを入れ替えて配置してるが
ホイールインモーター化で、モーター全て小型でホイールに内蔵されるため車両デザインの自由度が高まり
ユニバーサルデザインを実現しやすい、つまり衝突安全性やその他安全機能の新規付与を行いやすい
7. ドライブシャフト等の伝達機構をなくすこともできるため、車体の骨格構造の自由度も高い
8. 電気自動車での部品点数の現象とスペース拡大が実現され、自動運転や遠隔操縦に関する新規装備の
配置も余裕をもって行える。
その反対に課題ももちろんあります、、(笑)
1. 路面からの衝撃がタイヤを介すだけでモーター本体に伝達されるので、モーターや減速機にロバスト性
が求められています。
2. モーター搭載位置が低くなるため、雨や雪等への耐候性や悪路対策や路上への対策が必要。
3. モーターがブレーキと隣接してしまうため、熱対策をしっかり行う必要がある。
4. ホイール内の空間や許容重量により、モーター設計に制約がでる。
と言った課題もあるんですが、実際自動車にもいろんな課題があるので同じです。(笑)
ちなみにこちらの写真は、左側後輪の内側から撮影したものを載せています。
普段めったに拝見する機会がないと思うので、結構レアじゃないですか??(笑)
こちらは右側後輪内側になります!
こうやってみると楽しくないですか??(笑)個人的には、とても興味あるので驚きと感動です!!(笑)
こちらはVF-4のフロントボンネットを開けた状態の写真になります。
ぱっと見た感じ、自動車のボンネット内部とあんまりかわらなく見えますよね? そうなんです!
あんまりかわらないんですよ! 左側の白い容器はウォッシャータンク、真ん中の四角いのはエアコンコンプレッサー
で手前の横長のは電動ファンです。
ここら辺の詳しいことは、ここでお伝えしようとするとかなり長くなってしまうのでまたの機会にします (笑)
まだまだこれから、実際どうなってるんだろうとか細かいことをブログにてアップしていきますので
楽しみにしていてください!!
ラストこの写真は、右側前輪の足回りを撮影したものになります。どうですか? 本当に車と同じ足回りなんです!!
少しわかりずらいとは思いますが、写真の上の横長の銀色の部分が、ステアリングタイロッドエンドで
下の黒い横長の部分が、ロアアームになります。こちらもご説明いたします。
タイロッドエンドとは、ステアリングホイールからの操舵力を車輪に伝達し、路面の変化による衝撃と振動を
吸収して車両の操作安定性を保つ為の装置になります。
ロアアームとは、タイヤとサスペンション部品と車体をつなぐ役割を持っている重要な部品です。
走行中にタイヤが路面から受ける衝撃を緩和するサスペンションの土台となり、振動吸収やコーナリング中の
左右方向の力や加減速時の前後方向の力を受け止めている部品になります。
いまご説明いたしましたアームの先に、ロアアームやタイロッドエンドのジョイントを保護するための部品が
ついています。その部品が一般的にも聞かれる部品でタイロッドエンドブーツ、ロアアームブーツというゴム部品です。
こちらは、よく車検の通検前の点検等でひびが入っている、破れているなどお聞きしたことある方もいると思います。
結構いろんな仕組みをご案内できたと思うので、今回はここまでとします!
最後まで閲覧していただきまして、ありがとうございます!! 次回のブログもお楽しみに!!
店頭でもご来店お待ちしております!!